ゲームセンターで無料でアニメを流せばいい。ニコニコ動画と組めば可能。

はじめに
沢山の方に前に書いた2つの記事にコメントを頂きまして
トラックバックしてくれた方の記事も全部読みました。
その中で僕が考えてなかった部分に適用できそうな案があったのですが
penkunさんの案:ゲームセンター専用アニメを作ってニコニコ動画にしてみる。続編

1. ゲームセンターにアニメ専用画面を置く。
2. さらに、書き込み専用画面を置く。
3. ただし、書き込み画面はお金を払った人だけ見れるようにする。
4. 書込み専用画面にのみから、テロップを書込めて、観ることができる。
5. イメージ図

6. アニメを見るためには誰かが、100円入れなければならない。
7. ただし、100円のお金を入れる人は特別席で見ることもできる。
8. さらに、初めに5個ぐらいテロップを書き込めるようになってる。(ニコニコ動画風。)
9. 当然周りの人にはテロップは何が書かれているのかも、何を書いてあるかも分からない。
10. テロップを観るためにはアニメを回さなければならない。
11. テロップが観たくないなら、お金だけ入れて、他の観客と一緒に観ればいい。
12. 誰も見るためのお金を入れないでアニメが終了すると、書き込んだテロップが消えてしまう。(いわゆるコンティニュー画面が表示される。)
13. 書き込み者が好きにテロップを消すことができる。
14. 誰かがアニメを見るためにお金を入れ続ければ、最後までアニメをみることができる。
15. 最後まで見終わってもお金を入れ続けると、アニメの最初に戻る。
16. ただしテロップは保存されたまま残った状態でアニメを見ることができる。

この案についての感想
最初は自分の案のリプレイスメントと考えてたのであまり共感できなかったのですが
まずこれが前回僕が書いた案です(「広告は今までどおり」を参照):

だがさっきも言ったとおり、ヘッドホンを付けて鑑賞するのが必須のため、外にいる人にはその広告が見えない。ということでもう一つの案として、個室の外側から見える所に別の宣伝用のスクリーンがあるといいと思う。これは音を発する。個室の外側にスクリーンがあるのではなく、数メートル距離を置いたあたりに設置するほうがいい。完全防音ではないため中の人にその音声が聞こえて邪魔になる可能性もあるし、複数個室があるなら宣伝用のスクリーンは一つで十分だろう(どうせなら大画面で)。

これに当てはめれば、上記の案を取り込めると思いました。少し仕組みがややこしくなるのですが、まず、自分は前回の「個室」の案を潰さずにこれを取り入れる考え方です。譲歩せずに話しを進めていくのでそこの所は前回の記事をよく読んでからこの記事をお読みください。
前回の記事:
ならばゲームセンターでアニメが観れるようにすれば?


すでに出回ってるアニメをどう使うか
まず、「新作アニメ」という考え方をとりあえず忘れてほしい。この記事は海賊版防止ができない、もうすでに世の中に出回ってるアニメを使ってどういうビジネスを組み立てていくかに焦点を当てる。例えば、涼宮ハルヒの憂鬱はもうテレビ放送が終わっている。あなたはこのアニメが、今現在テレビ放送してないことに対して文句を言うのだろうか?今は基本的にDVDを買うしかないのであろう?だったらこの記事を読んでも「ゲームセンターに行かないと観れないんじゃ嫌だ」という発想は間違ってもしないでほしい。それを踏まえた上で、自分がpenkunさんの案を改良したものを説明してみることにする。その前に、前にも何度も言ったように、こういう案は各アニメ製作会社が、個別に行うべきものなので、存在する全てのアニメを観れるようにするという案ではない。テレビ放送のままで良いアニメだって色々あるし、強制はしない。あと、もうひとつ大事なことは、基本的に自分はニコニコ動画を使ってる層をターゲットにしていないということ。この案は、ニコニコ動画の代わりじゃない。ニコニコ動画を使ってない層からどうやってビジネスをしていくか。そういう趣旨だ。現在のニコニコ動画は便利。便利すぎるけど違法なものと、合法かつ何とか皆が満足できるようにしようという案を比べないでほしい。さて、前回の記事にも例として出したのが京都アニメーション。このアニメ製作会社は基本的に角川文庫と、LANTISというスポンサーを持っている。最近角川が取り組んでることといえば

講演では角川グループホールディングスが、デジタルコンテンツ事業の共同展開を目的としてBitTorrentへ出資することも発表。約10億円の出資を BitTorrrentに行なうとし、角川デジックスの福田正代表取締役社長が出資への経緯や今後の展開について語った。

BitTorrrentは基本的に英語圏の人がアニメをダウンロードするときに使うソフト。このことからも分かるように、外国での著作権問題に10億円出資するほど、自社のコンテンツを守る事に熱心だ。こういうことを頭に入れて、資金的に現実的か考えてほしい。


1話目を宣伝に使う
文字で説明するよりもイメージ図とかがあったほうが良いと思ったので、3Dで作ってみた(MAYA)。まず、これはゲームセンター内に設置することが前提。2枚のスクリーンが向かい合った形で設置されていて、それを囲うように人がアニメを視聴する仕組み。まず、放映されるのは、京都アニメーションだったら例えば:らき☆すたフルメタルパニック!、CLANNAD涼宮ハルヒの憂鬱AIRKANON等々。これらの「第1話」をループで放送する。余裕があるのなら2話目も視聴できるようにすると良い。キャラへの感情移入には1話じゃ難しい気がする、でも「2話まで観れば」何とかなるかもしれないということだ。3話目以降(勿論1話目も)は、前回述べた「アニメが観れる個室」で観れるようにする。つまり、手っ取り早くいうと、無料で1話〜2話が流れてる所に、そのアニメを観たことない層が、まるでストリートミュージシャンを見て立ち止まるような感覚でアニメを観始める。そして興味を持った人達はアニメが観れる個室で好きなだけ続きを観る。それはまるで、ストリートミュージシャン奥華子さんの路上ライブのようだ。ライブ後、自作CDが売れるように、「通りすがりで興味を持った人が、購入層になる」そういう狙いのアイディアだ。

なぜ2つ画面があるのか
3Dイメージを見て疑問になった方も多いかと思う。なぜ2つスクリーンを用意しなければいけないのか。それはまず、penkunさんの案にもあったとおり、ゲームセンターに置くものなのだから、ただ観るだけではつまらない。どうせならゲームに似たインタラクティブ性があれば良いという点では自分も同意する。それならコメント機能を付ければ良いということだ。動画コメント技術のパイオニアといえばニコニコ動画だが、ニコニコ動画にはコメントを表示・非表示できるボタンがある。もし一つの画面を皆が共有する場合、コメントを観たい層と観たくない層はどう共存すればいいのだろうか。それにコメントを観たいという人の中にも、初めてその動画を観る時はコメントなしで観たいと思う人がいるであろう。つまり、両方のニーズに応えるには二つのスクリーンが必要だということだ。一方はノンテロップの画面、反対側はテロップ有りの画面。客は、好きな方を観ればいい。これの面白い所は、同じものを観てるのに、テロップなしのほうはシーンとしているのに対し、テロップありのほうは爆笑中というような現象が生まれるということだ。全然つまらないシーンに、客がツッコミを入れることで、おもしろいシーンに変わったり、感想を共有することができる。

無料にする意味
penkunさんの案は、元は「誰かがアニメ視聴ライセンス料を払って、おまけにコメントする権利を与える」というもの。ライセンス料を誰かがボランティアとして皆の分まで払うのだが、一定時間経過すると、途中で止まってしまう。100円じゃ一回上映分のライセンス料なんて払えないというわけだ。個人的にこの辺りがちょっとネックだと思う。


途中で止まるのは正直しんどい。こういうことをすると、いかにも「有料」のような感じがする。だから自分はあえて無料で流してしまうことを推薦する。プロモーションだと思って1話、2話無料で流しても良いのではないか?

こういう方式の実例も結構ある。秒速5センチメートルというアニメ映画がある。この映画は1話目を見せることで、客に「続きが観たい」と思わすことができた。参照リンク:秒速5センチメートル(Wikipedia)

公式ブログでの発表で2月16日正午から19日正午までの3日間にかけて、Yahoo!プレミアム会員・Yahoo! BB会員限定で第1話「桜花抄」が先行無料配信された。

邦画では珍しく前後編の構成になったデスノートは、以下のように前編をDVDが出る前に地上波で流れた。前半+後半の初めの部分を見せることで、客が続きを観たくなるようにしている。参照リンク:デスノート(Wikipedia)

後編公開直前の2006年10月27日、日本テレビ系映画番組『金曜ロードショー』20周年特別企画として、金子修介監督が前編をテレビ放映用に編集した“ディレクターズカット特別篇”でテレビ放送され、24.5%の視聴率を記録した。DVD発売前の地上波放映は異例である。海賊版対策として番組放送中常に画面右上に「金曜ロードショー」のロゴが挿入された。

持論だが、1話観た時点では、まだリンゴをかじった段階で、2話まで観ないと最初の一口を食べたとは言えない。勿論2話で一旦めでたくなるものは1話見せるだけでいいが。重要なのは「次どうなるんだ」と思える回で止めること。それが1話なのならそれでいい。例えば、Blood+は1話のほうがキリが悪い。だから1話だけ放映するべきだ。全部放送するという方法は無謀だと思う。そのアニメを知らない層がいきなり第18話とか見せられてもとっつきにくい。1話、2話ならまだ着いていける。


コメント課金
しかしプロモーションとはいえ無料で流すのには勇気がいる。何か他のメリットがあればアニメ製会社もその気になれるのではないか。流れ的に真っ先に当てはまるのがコメントの有料化だが、penkunさんの案では、観てる人全員にコメントする権利ができない。書き込み専用の機械を設置するのは不可能ではないが、沢山作るとなると経費的に割に合わない感じがする。そこで、携帯電話でコメントできるようにする。店(ゲーセン)によって専用のメールアドレスがあって、そのメルアドに送ると自動的に課金されたうえで、リアルタイムに画面に反映される。もし、自動課金という面で、技術的に無理な場合、専用の携帯サイトを作ればいい。

コメントの仕方
例えば「赤0815ありがとう」と入力すると、そのアニメ再生時間の8分15秒の場面に赤色で「ありがとう」というコメントが反映される。ニコニコ動画と違って、ちょっと戻って一時停止とかができない。それでもピンポイントでコメントを行うには、コメントしたい再生時間を書く必要がある。スクリーンの右下とか、そこら辺に再生時間を表記するタイマーみたいのを付けておいて、視聴者はコメントしたいと思った瞬間タイマーをちらっと見て、再生時間を覚えておく。そして再生時間をコメントに上記のように書けば反映される。しかしこれにも問題があって、例えば1分前の場面にコメントした場合、スクリーンでは動画がもう先に行ってしまっているので、自分のコメントが反映されたか確認できない。そこで、画面下の黒い部分は「最新コメント」だけが流れるようにする。例えば、アニメの現在の再生時間が12:46だとして、3分前の場面に「よっし」とコメントした場合、「よっし(9:46)」と出るので確認は可能。一日の内、同じ話数は必ずリピートされるので、観ようとすれば次同じ動画が再生されたとき、9:46のところで自分のコメントが反映されてるのを観ることができる。もちろん携帯電話でなくとも、その場でコメント用の機械を使うこともできる(ただのパソコン)。この機械はキーボードでコメントを打つことができる。ニコニコ動画に近いかんじでコメントしたい人達向けだ。


ニコニコ動画との連携
機能の点では、正直ニコニコ動画のをそのまま使えるようになるのが理想的だ。それには二ワンゴと契約するのが手っ取り早い。コメント毎にニコニコ動画にお金が分配されるのは少し賛成できない。「アニメの内容」があるからこそのコメントなので、アニメ製作側は技術のライセンス料を払うだけでいい(年間いくらとか)。幸いドワンゴは携帯コンテンツを扱ってる会社でもある。そういう意味では先ほど述べた「携帯からのコメント」は検討はずれではないだろう。そもそも世の中には、テレビに携帯でメッセージを送るとTV画面に載るサービスがすでにあるので、現実性は大いにある。

ネタバレ・荒らし対策
いつの時代にもこういう奴がいるものだ。まず、ネタバレに関してだが、色々考えた末、テロップ有りの画面を見るのは自己責任ということになってしまう。「このキャラ最後に死んじゃうんだよ」とかのネタバレならNGワードに登録しておけばある程度防止できる。同じ携帯からの投稿数を規制しても、この場合あまり意味がない。だから自己責任なのだが、「コメントが有料」なのである程度抑止できるだろう。

コメント料金
場合によっては、コメント料金で稼ぐほうが効果的だったりするかもしれない。penkunさんの案では、その場でコメントなら100円で5回。つまり1コメント20円。携帯は25円とかにしてはどうだろうか。この辺りは確信的な金額は自分には算出できない。

偏見への対処
「萌えがキモイ?」そういう偏見は、「ヲタクがキモイ」ってことにしていおいて、アニメ内のキャラがキモイとか、観ることがキモいとか、そうなのかもしれないかは分からないけど、別々に考えるべき。それに、「ヲタクがキモイ」と言う層は、実際にらき☆すたとか観たことがないからそういうことが言えるのであって、一回でも良いから観てみればそういう偏見が消えるかもしれない。


便乗効果
先ほど1〜2話という点にこだわったのは、実はらき☆すたが原因だ。このアニメの2話目にはUFOキャッチャーしてるシーン、「太鼓の達人」を遊んでるシーン、格闘ゲームをしてるシーンがある。これを通じて、ゲームセンター内でどれだけ便乗効果があるか分かるだろうか。「久しぶりにUFOキャッチャーやってみようかな」とか「格ゲーやるか〜」など思うかもしれないだろう。ゲームセンター内なのですぐ遊べる。あと、根本的な話だが、無料で観れるので、おそらく客には不自由しない。そもそもこのシステムは前回紹介した案の「アニメを観れる個室」、名づけて「アニメCUBE」へ客を引導するためのものだ。

広告
前の記事にも書いたように、元々この大画面には広告が載る予定だった。アニメを無料で流すなら、テレビ放送と同じ割合で広告を流せばいいと思う。AパートとBパートの間、そして1話が終わった後の次の本編までの時間、もし京都アニメーションだったら角川とLANTISのCMをらき☆すたの時のように流せば良い。コメント用携帯サイトには、広告を一応貼っておけば何かの足しになるだろう。

ニコニコ動画との違い
比べられると分かっていたのだが、どうしても「これ、ニコニコ動画のほうが良いじゃん」というコメントがブックマークを見てると多かったような感じなので、追記する。まず、目を閉じてイメージしてほしい。あなたはゲームセンターの中でアニメを観ている。普段ニコニコ動画では、コメントしてる人達、そしてあなたのコメントを読んでる人達の顔が見えない。インターネットなのだから。しかし今、あなたがコメントすれば、自分のコメントがどういう反応をされるかが分かる。話声、顔の表情、笑い声、どれもバーチャルでは確認するなんてことはできない要素だ。これがリアルタイムで分かる。そこだけはニコニコ動画と違うと言っておきたい。面白いコメントを投稿して場が爆笑すれば、それはとてつもない優越感をあなたに与えるだろう。

例えで伝えるこのプロモーション方法の真意
何回も言うが、この方法はプロモーションの一環であり、コメント機能もそれがエンターテイメントであるべきというわけじゃなく、とにかく客にアニメを観せるための仕組みだ。仕組みが面白くないというのだったら、自分は「テレビコマーシャル」はとても面白くないと思うが、その存在理由はそれでは無いだろう?例えばらき☆すたという作品を知らないけど、気に入る可能性がある人が、今現在のシステムでらき☆すたを知るには、誰かに薦められるしかない、DVD貸してもらったりとか。でもこの案だと、本編がダイレクトにその作品を知らない人の目に入る。それはラジオで曲が流れてるのをどこかで聞いて、興味を持つ。それに似ている。もう一つの例にCD店を挙げる。CD店には試聴できるプレーヤーがあり、無料で試聴したら興味が沸いたのでCDを買う人がいる。これが今のアニメ業界に必要なビジネスモデルというか、根本的にこれが当たり前であるべきだと思う。これでも理解ができないなら、もう一つ例を挙げる。秋葉原で、らき☆すたのDVDが売ってるが、もしDVDがどっさり置いてある横に小さなTVがあって、そこにらき☆すたの1話がノンストップで流れてたら、客はまずそれを観るだろう。それで興味を持った客はDVDを手に取るかもしれない。そこに複雑な理念はない。この案はそのままそれだ。ただ画面がでかくなっただけ。そして画面に文字で落書きコメントができるようになっただけ。個人的に普通に行われててもなんの変哲もないアイディアだと思う。

まとめ
ニコニコ動画がオフラインで進出する話にどれだけの人が賛同してくれるのかは分からないが、少なくとも損するサイドがいない仕組みだと思う。アニメ製作会社がどれだけ譲歩できるかによるが、こういうのはもちろん秋葉原あたりで一度やってみて、次第に拡大するべきだ。全国で一斉に始めるとかしたら、逆に話題になりにくい。「アキバではね、ゲーセンで無料でアニメが観られるんだって」のほうが話題にしやすいだろう。自分は地方に住んでるのであれなのだが。



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記事で取り上げてくれてありがとうございます。場所については、2回目の記事でマンガ喫茶(個室のあれ)からメイドカフェまでちょっとリストしてみたのでよかったら見てみてください。基本的に自分は、受け入れられるのならどこでもいいって感じですね。喫茶店は、個人的にどういう層が来るタイプの喫茶店なのかは分かりませんが、アキバ系意外のそれだったら、アニメは無理かもしれませんね。ドラマだったらOKかもしれないけど。アニメで成功したらTV局と組んでドラマ業界にも進出できると思います。そしたらニコニコ動画がウハウハになるんですが。ドリンク制は、ミュージシャンのライブみたいな感覚ですかね。ニコニコ動画JASRACと契約したので、これから色々変わっていくと思います。時期が来たらインターネットだけじゃなく、色々な場所でニコニコ動画が利用できるようになったらいいですね。

取り上げてくれてありがとうございます。「魅力」をこのシステムに求めても意味ないですね、単なる宣伝システムですから。魅力はアニメの内容にでも求めればいいんじゃないですか?まず、一人で観たい人は例に挙げた個室で観れば良いってことです。金銭的に余裕があるならDVDでも買って家で好きなだけ観ればいいんです。例えばらき☆すたという作品を知らないけど、気に入る可能性がある人が、今現在のシステムでらき☆すたを知るには、誰かに薦められるしかありません、DVD貸してもらったりとか。でも僕の案だと、本編がダイレクトにその作品を知らない人の目に入るんです。それはラジオで曲が流れてるのをどこかで聞いて、興味を持つ。それに似ています。時間を潰す例にCD店を挙げましたよね、CD店には試聴できるプレーヤーがあります、無料で試聴したら興味が沸いたのでCDを買う。これが今のアニメ業界に必要なビジネスモデルというか、根本的にこれが当たり前であるべきだと思います。これでも理解ができないなら、もう一つ例を挙げます。秋葉原で、らき☆すたのDVDが売っています。DVDがどっさり置いてある横に小さなTVがあって、そこにらき☆すたの1話がノンストップで流れてたら、客はまずそれを観るでしょう。それで興味を持った客はDVDを手に取るかもしれない。そこに複雑な理念はありません。僕の案はそのままこれです。ただ画面がでかくなっただけ。そして画面に文字で落書きコメントができるようになっただけ。個人的に普通に行われててもなんの変哲もないアイディアだと思います。

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                                                • -

めたろう 『はじめまして。めたろうと申します。

余りに衝撃的だったので、普段出入りしている「たけくまメモ」の掲示板で紹介してしまいました。
問題ありましたら削除要請します。
しかし、より多くの人の目に触れて欲しいアイデアだと思います。

一点、妄想かもしれませんが、このアイデアの利点となるかもしれない点を指摘させて頂きたいと思います。

それは、薄型TV業界にとって、かなり有望な市場が開けるのではないか?という事です。
地上波から地デジへの移行に危ういものを感じる人は多いと思いますが、TV離れはこれらの業界にとって死活問題でしょう。

そこに、大型画面を要する未知の一大市場が現れるのです。
しかも世界市場に繋がるかもしれない大ネタです。

事はアニメだけに留まらず、現行のTV放送のシステムから零れ落ちつつある、ニッチなコンテンツをより少ないコストで拾い上げ、
現在の無料放送から無理なく移行できるシステム、すなわち
「街頭テレビの復活」に繋がっていく事になるかと思います。
「TVの形態」が多様なものに細分化する、その一つの型となるのではないでしょうか?』

コメントどうもです。薄型テレビ、そうですね。スクリーンは普通に大型テレビ買えば良いだけの話ですからね。資金的にいくらになるかも想像がしやすいです。「現行のTV放送のシステムから零れ落ちつつある」テレビ放送ですごくぼったくるんですよね、だからアニメ化するのが困難になる>一応安いからという理由で深夜アニメが多くなる>深夜は視聴者が減る>DVD買う人が減る。悪循環ですね。京都アニメーションにこれまで書いてきた案を整理して提出する予定です。相手にされないかもしれませんが、何もしないよりマシなのでがんばってます。